
私たちは、西洋野菜を中心とした季節の彩り野菜を年間100種類以上、レストラン向けに栽培している農業者集団です。
畑は長野県安曇野市と松本市にあり、標高650m前後に位置します。
この辺りは一日のうちでも寒暖差が激しく、野菜栽培には最適な地域です。
特にトレビスやカステルフランコに代表するチコリー系野菜や、夏には色付かないとされる紫ケールも発色の良いものが栽培できます。
生産者は現在12名に地元レストランのシェフが3名と野菜ソムリエが関わり、生産の半数以上の方が農業歴50年以上の大ベテランです。
品質に関しましては、被覆資材の使用などにより、農薬の使用を控えた栽培を心掛けております。

私たちは「彩り豊かな野菜が、今日の食事をもっと楽しくなるように」という想いを込めて、季節ごとにさまざまな野菜を育てています。
そのため、「一年中いつも同じ野菜を届けてほしい」「特定の野菜をたくさん仕入れたい」といったご希望には、どうしてもお応えできないことがあります。
いつも決まったメニューをご提供されているお店や、定番の野菜を安定して使いたい方には、少し合わないかもしれません。
でも、日々の料理にちょっとした変化や楽しさを取り入れたいと感じている方には、きっと面白がっていただけると思っています。
たとえば、普段料理をされている方が「いつもと違う何かが欲しいな」と思ったとき。
その“ちょっとした刺激”を、私たちの野菜が届けられたらうれしいです。
実は、常連のお客様が足を運ばなくなる一番の理由は「なんとなく」。
お店に何か問題があるわけではなく、少し飽きてしまうことが多いんです。
でも、いつものメニューに添える野菜がちょっと違うだけで、「今日は何が出てくるんだろう」とワクワクが生まれます。
これは、家庭の食卓でも同じこと。
いつものおかずに、ちょっとめずらしい野菜がひとつ加わるだけで、会話が弾んだり、自然と笑顔がこぼれたり。
カラフルで形も個性的な野菜たちが並ぶバーニャカウダやグリル野菜のプレートは、それだけで食卓が華やかになり、つい写真を撮りたくなるような存在に。
季節ごとの野菜でつくるソースやちょっとしたアレンジが、料理の奥行きを深めるだけでなく、食を囲む人との距離まで近づけてくれる。
そんな場面を、これまでたくさん見てきました。
今日のごはんが、ちょっと楽しくなる。
そんなきっかけを、私たちの野菜でお届けできたら幸いです。
私たち生産者も想いはシェフと同じ。
One dish
memorable
for customers
お客様に 思い出に残る ひと皿を